普段着ないような服をファストファッションの店で衝動的に買ってしまうということが、ここ1年で2回ほどありました。
そういう時は変に勢いに乗っているので、同時に2着とか3着まとめて購入しています。
買った直後は、手持ちの服と合わせてみたりしながら、ワードローブが活性化されて満足したような気になるのです。
けれどその高揚感は長続きせず、数回着ただけで興味が薄れてしまい早々に”手放し候補袋”へという、まさにファストファッションの罠にはまってしまったような消費の仕方…。おしゃれを楽しむために買った物が、逆に心のモヤモヤを増やしてしまうとは。
同じ失敗を繰り返したくないので、次からはうまく回避できるように自分の残念な衝動買いのパターンを分析しておこうと思います。
まず、2回ともに共通する時期的な条件として、長めの連休前だったこと。
それに、直前の一時帰国から次の一時帰国までのちょうど中間ぐらいの時期だったこと(普段は某東南アジアで暮らしているため、気に入る服を買うチャンスがなかなか無く、主に一時帰国中にまとめて買っているという事情があります。)
衝動買い服の特徴としては、ストリート&モード系、黒の柄又はデザインものが多い、ファストファッションなので当たり前ですがシルエットがとっても旬。
主にインスタのモード系ストリートスナップなんかに影響され、いつもの定番服では物足りないような気がして、勢いに任せてお店へ向かい、ぱっぱと試着して購入を決めるといった流れです。
まずはこういう危険度の高い時期に、消費を刺激する場所に近づいたり情報に触れないようにしなければ。
一旦は気に入ったものをすぐに着なくなる理由は、単純に飽きたからなのですが、なぜすぐに飽きるのかと考えると、それが自分の所有する服の”基準”から外れていたからだと思います。ワードローブで長く着ている服の中には、数百円で買った古着なんかもありますが、デザインがベーシックでなくても、肌触りがとてもいいとか、柄がすごく素敵だとか、自分にとって何か強力に魅き付ける力を持っているのです。すぐに手放してしまう服には、それが無かったということ。
もし綻びてしまったら修繕してまで着たいかどうかが一つの目安。理想としてはそういう服だけを所有していたい。
自分の買い物の失敗パターンを振り返るという、あまり気分の上がる作業ではありませんでしたが、これで残念な消費が減らせると良いなと思い、記録しておくことにしました。